意識受動仮説
“いい住まいを持ち、寒さや飢えを
知らない者が、憶測で貧しい者の
人間性を批判する程、馬鹿げたことはない“
こんばんは、乞食社長です。
人は人を信用する時に
その人の身なりや、持っている物で
過剰にバイアスを掛け判断します。
どういう事かというと、心理学では
ハロー効果と言われるものです。
例えば、フェラーリに乗ってロレックスをして
売上が５億円あるとか口で言ってたら
成功者だとか盲目的に信用してしまうのです。
反対に着ている服がボロボロで、
乗っている車が古いセダンで、
マックを食べているハゲをみたら貧乏人の
成功とは程遠い人だと判断するのです。
最初にあげた人は巷の儲かる系の
アホの姿を描写したものです。
そしてマックを食べているハゲの老人は
世界第二位の資産を持つウォーレン
バフェットを描写したものです。
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コーラが大好きなバフェットじじぃ |
あなたはどちらの人の
影響を受けたいですか？
ミラーニューロン！！
それと同じように道端で寝転がって
いるからと言ってその人の人間性が
悪い人とも限りませんし、
能力が無い人だとも限りません。
実際、大企業の社長があえて乞食を
していたり、有名なミュージシャンが乞食を
していて殺された事件も本当にあります。
（ジャコパストリアス）
これは乞食社長、自らが自分を擁護
する為に言っているのではありません。
本質を見極めよ！！
それに尽きます。
FBを見ていると一生懸命に
先生を仰いでいらっしゃる方が多いです。
その先生は本当に本質を知っていますか？
それを見極める方法を書きます。
人間は埋没コストのバイアスというのが
掛かり、今まで掛けてきた時間やお金を
失う恐怖から認めたくないかもしれません。
その先生は素晴らしいんだと信じて
いたい気持ちが上回ってしまうのです。
ですが、ふとした瞬間に、その先生の
言動や行動がおかしい事に気が付きます。
その時に、できるだけ早い目に
損切りする方が良いのです。
その方が結果的にあなたの損や
失うお金や時間が少なくて済むのです。
あまり多くは言えません。
お釈迦さまは書き物として
ありがたい教えを残しませんでした。
理由は文字にしてしまえば
情報量が減ってしまい上手く
伝えていく事ができないからです。
慶応義塾大学の前野隆司教授と
いう方がおられます。
乞食社長はとても会いたい人です。
その教授は意識受動仮説という
面白い仮説をたてられた方です。
前野教授は記憶には
３つの種類があると言っています。
１） 意味記憶
２） エピソード記憶
３） 非宣言的記憶
です。
意味記憶とは、
例えば「消しゴム」と言えば
思い出される事です。
消す道具とか
ゴムでできているとか
筆記用具だとか、、、
そして、エピソード記憶は
ストーリー性のある記憶です。
買い物をしたらから冷蔵庫に
人参が入っている。
だからジュースが作れる。
とかです。
そして、非宣言的記憶は
言葉で説明できない記憶です。
経験を繰り返して覚える記憶です。
例えば、自転車に乗れない子に
自転車の乗り方を言語だけで教えて
次の瞬間に乗れるようにできますか？
不可能です。
しかし、乗れる人の脳の中には
乗れる記憶があるのです。
これが非宣言的記憶といいます。
話しを戻すと、
お釈迦さまは体験や感じた事を
弟子に学んで欲しく無かったのです。
だから書き残す事ができなかったのです。
ですが教えを下に下に伝えていくと
どんどん劣化して情報が伝わりました。
そして今現在、日本の中でも仏教で
宗派が別れてしまいましたし、
もっと根源的に世界中で教えの解釈が
違うようにされてきたのです。
本当に恐ろしい事ですが、
非宣言的記憶の解釈を誤った弟子の
解釈が一番の弊害になっているのです。
それと同じように机上の空論
いかにも知っていると見せかけだけの億万
長者先生がゴキブリのように出てきました。
もしあなたが悪い人なら
大衆を騙して儲けたら良いのです。
いい服着て、いい車乗って
いい時計を買えば信じるのですよね？
統計学的な事です。
ポッとでの巷の億万長者先生
僕は彼等を見ても「運」で
成功したなと見るのです。
再現性が無いのです。
経験や体験がないのです。
机上の空論であり、
劣化情報の伝道師です。
非宣言的記憶を一切持っていないのです。
だから億万長者先生は、
ある程度金を奪ったら客なんて
ぽいで良いのです。
それよりも乞食でも
毎年の成長率が３００％を超えて
成長している人の方が凄いです。
そういう人の方が体験も経験もあり
机上の空論でもありません。
つまり人を見極める時は
その人の成長率を見るのです。
そしてその人の過去と
現在を比べて真実として
どれくらい成長したのかを見るのです。
多くの人は時間軸の現在の
一点しかみません。
だから騙されるのです。
そうではなく成長率です。
それはお金だけではありません。
家族を持って幸せになったでも良いです。
仕事の充実度もそうです。
付いたお客さんの数が数年で何千人にも
なっていたりする場合もあります。
もちろん何十年もお金の資産が増え続けて
いる人も良い先生になるかもしれません。
何十年です。
例えば、学生の頃のウォーレンバフェットと
たまたま知り合いだったとして、
あなたは弟子入りを希望する決断が
できますか？
先ほど言った通り、
その時の一点を見れば貧乏学生です。
しかし、今のあなたは
ハロー効果を信じてはいけません。
知識的な成長率をみたり、
お金的な成長率で見て判断するのです。
目の前にいる学生があなたの先生に
なるかもしれません。
その学生が１０年後にあなたに莫大な
資産を築いてくれているかもしれません。
もう一度いいますが、
ハロー効果だけは信じてはいけません。
成長率を見るのです。
それから今の先生を肯定すると同時に
反論する気持ちを一度持ってください。
“いい住まいを持ち、寒さや飢えを
知らない者が、憶測で貧しい者の
人間性を批判する程、馬鹿げたことはない“
本物を見極めるには
自分の先入観を捨てる事です。
ちなみに僕の先生は
つい最近まで乞食でした。
僕も乞食ですが、先生も乞食でした。
僕にはハロー効果が効かないので、
一発で本物だと見極めました。
今現在、先生は世界中にハーブ畑を持ち
子どもは５人います。
お家も世界中にたくさん持っています。
そしてヒマラヤやチベットにも
勉強に行ってます。
健康の分野ではTOPクラスです。
ユナニ医学、シッダ医学、アーユルベーダ
勉強されてきたそうです。
そして現代の西洋医学においても
様々な学会や研修会も参加しています。
元々乞食なのにです。
お釈迦さまの教えと同じで
劣化して伝わるとよくありません。
元乞食がどれくらい成長したのか
僕が言うより確かめてみてください。
面白いのです。
だから僕も希望を持って乞食先生の
勉強をしています。
もしどん底から這い上がる力を
見たかったら見てみてください。
成長率は振り切り中です。
